謎のキーワード解決編

プログラミングスクールを選ぶコツをいくつかご紹介しましょう。ここでは、その中でお悩みの1つである「謎のキーワード」を紐解きます。

謎のキーワード

プログラムの授業が学生に取り入れられて、まだ然程経っていませんが、あちらこちらでプログラミングスクールが開かれているのを目にします。

「スクラッチ」というキーワードが出てくると、「宝くじ」を連想してしまったりして、「小学生にはまだ早い!」と言ってみたり。「ロボット」だと、凄く高度なことをやっているのではとか。

もはや、謎のキーワードでしかないのかも。馴染みが薄い人だとさっぱりですよね。ここでは、そんなお父さんお母さんがお子さんに笑われないよう、多く出てくる謎のキーワードを掻い摘んで分かりやすく解説します。

大人の威厳を保ちましょう(;^o^A

論理的思考

「プログラミング的思考」と言っているスクールもあるようです。

【論理】の解説
. 考えや議論などを進めていく筋道。思考や論証の組み立て。思考の妥当性が保証される法則や形式。「―に飛躍がある」
 .事物の間にある法則的な連関。
 .「論理学」の略。
論理(ろんり)の意味・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書

「論理思考」とは、物事を筋道だてて解決する考え方で、それをプログラミングを学ぶことで習得しましょうということです。
プログラムというのは、筋道だてて、動作などを実行しており、何となく動いている訳ではないのですね。

Scratch(スクラッチ)

小学校の授業でも取り入れられているプログラムを開発(作る)ための物です。

【Scratch】の解説
初等教育用のプログラミング言語の一。2006年にMITメディアラボが開発。動作や命令・条件分岐などに対応する種々のブロックを組み合わせることで、視覚的にプログラムを作成できる。ウェブアプリケーションとして利用可能。→ビジュアルプログラミング言語
スクラッチ(scratch)の意味・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書

凄い!なんとgoo辞書に登場していますね。Scratchは、2006年に登場したので、20年以上も愛されているようです。ブロックを組み合わせてプログラムを作ることから、ビジュアルプログラミング言語とも言われています。

ウェブアプリケーションというのは、ネットで扱えるプログラムを指し、ファイナルファンタジーなどネットを使ったゲームもそれに当たります。

プログラミングスクールによっては、後発の「Viscuit(ビスケット)」「QUREO(キュレオ)」などといったScratchライクなものを使う所もありますが、考え方(論理的思考)は一緒です。

Scratchはこちら→Scratch – Imagine, Program, Share (mit.edu)

Python(パイソン)

Scratchを卒業した子供が次にチャレンジするプログラムを開発するためのプログラミング言語で、Pythonとは、ニシキヘビから名前を取ったものです。

【Python】の解説
(Python)インタープリター型のスクリプト言語の一。テキスト処理やCGIの記述などに向く。
パイソン(python)の意味・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書

通常、プログラムというのは、コンパイルと言って、コンピューターが分かるよう翻訳する作業が必要なのですが、インタープリターというのは、翻訳しなくても、プログラムが実行できることを指します。サーバーで使われる言語の1つです。

例えるならば、日本語だけでなく、英語も話せるバイリンガルな人でしょうか。昔からサーバーで使われるCGIは、通常であれば使いませんので、知らなくて大丈夫!

ロボットプログラミング

流石に、goo辞書には出てこないので、簡単に解説します。「ロボットプログラミング」とは、簡易なロボット教材を使い、論理だててプログラミングしていくことを指します。

簡易なので、触り程度ではありますが、プログラム+ロボットを動かすための基礎が学べます。これを突き詰めていけば、ロボット競技のロボットが作れるようになるわけです。

簡易ロボットの教材として、LEGO EducationのSPIKE、ソニー・グローバルエデュケーションのKOOVなどの人型ロボット以外にも、車型や球状のものまで様々な物が発売されていますよ