スクールを選ぶポイント

昨今では、色々なプログラミングスクールがあり、どのスクールがよいか迷ってしまいますよね。
ここでは、プログラミングスクールを選ぶポイントについてまとめてみました。

子供の帰宅時間によって決めよう

学校に行っていると、帰宅が夕方近くになる場合も。習い事をさせていると、そちらとのバランスも取らなくてはなりません。

学習塾が行っている場合は、他の教科と毛並みが違い、月に2回通うケースのようです。塾に通っていることもあり、強制的に勉強せざるを得ないというメリットがありますよ。
また、通信教育であれば、時間に融通が利くので、帰宅時間に左右されないというメリットがあります。

さて、どのようなタイプの勉強法が向いているかは、次の通りです。

【学習塾タイプの向いている家庭】
子供が自宅だと、勉強そっちのけで、つい遊んでしまう属性。
勉強の段取りをしてあげられないご家庭向き。

塾に通えば、強制的に勉強しなければならないため、自宅で遊びがちの子には向いています。他の教科でもそうですよね。
親御さんがITリテラシーがない場合でも、塾にはネット回線があるため、塾側で対応可能。

【通信教育の向いている家庭】
子供が自宅学習でも苦にならないタイプ。
自力で勉強でき、(欲を言えば)スケジュール調整できるしっかりした子そうでなくても、勉強のスケジュール調整できるご家庭に向いています。
・ネット環境が整っているご家庭。
・親御さんのITリテラシーがあるご家庭。

大人でもそうですが、自宅学習が苦にならないのが一番で、欲を言えば、自分でスケジュール調整できる子なら、教材を与えるだけで、後は勝手に勉強をやってくれますものね(親としては、この方がありがたい)。
親御さんにITリテラシーがあれば、分からないことが聞けるので、子供は更に安心。

各タイプのデメリットは、次の通りです。

【学習塾タイプのデメリット】
・帰宅時間に左右されてしまう。他に習い事をさせていると、調整が難しいことがあるかも。
・自習したいと言われてしまった場合、親御さんにITリテラシーがないと、ネット環境の構築ができない。

【通信教育のデメリット】
・ネット環境が整っていないため、ITリテラシーがない親御さんだと骨が折れるかも(PCやタブレットの設定必須)。
・ネット環境がないと、通信教育の受講が成り立たない。

どの内容がいい?

Scratchだの、Pythonだの、果てにはロボットだのあって、どれがいいか分かりませんよね。ここでは、どの内容がよいかまとめました。

 【Scratchなどのビジュアルプログラミング言語】
ブロックを組み立てるように、命令を並べてプログラミングを作るので、分かりやすく、プログラミングの取っ掛かりに最適。
・Scratchは無償で使えるものなので、教材費が安価

【ロボット教材を使ったプログラミング】
・初学者向けにテキストが作られていて、プログラミングは、Scratchのようなビジュアルプログラミング言語が使われる。
ロボット教材を使うことで、機械的な動作が可視化できる。

【Pythonなどを使った高度なプログラミング】
・一般社会でも使われているPythonを使うことで、Scratchよりも高度なプログラミングが可能。大学の入試では、Pythonが用いられている。Pythonだけでなく、Java Scriptも同時に扱うスクールもあり。
・Pythonでプログラムを作るためのアプリは、無償なので、その分の教材費が比較的安価。

・Pythonだけでなく、ITリテラシーを身につけるということで、色々なアプリも使うスクールもあり。

デメリットとしては、次の通りです。

【Scratchなどのビジュアルプログラミング言語】のデメリット
・分かりやすい反面、作成できるプログラムに限界があり、いつかは卒業することになるかも。
よく言ってしまえば、Scratch卒業と言える位マスターしたのであれば、高度なプログラミングをするようになった際、その経験が活きてきます。

【ロボット教材を使ったプログラミング】のデメリット
・教材が高価で、トータルで考えると、割高になってしまう。スクールによっては、受講申し込み時に教材を購入すると、半額程度で購入できる所もあり。

【Pythonなどを使った高度なプログラミング】のデメリット
・本格的なプログラミングなので、スクールにそれ相応の指導力がないと、教わる方も理解が難しい。
プログラミングは1日にしてならずです。にわか講師が在籍しているスクールだった場合、教わる側は、発展がなく、ただテキスト通り入力しました…で終わってしまいそうです。

3者の共通したデメリットは、

・PC、またはタブレットが必須。

これは、致し方なしですね。塾によっては、決められている場合もありますので、どのPC、またはタブレットを使うのか受講するスクールに聞いてみてください。
通信教育の場合は、自分でスペックにあう物を適当に揃えてねというスタンスのようです。新品で購入するのが一番楽ですが、ITリテラシーのある親御さんならば、中古品を使うのも手です。

学習塾によっては、PCなどの環境が用意されている場合もありますので、塾に問い合わせしてみてください。

各御家庭の経済状況も関わってくるでしょうから、子供の興味と家庭の経済状況を天秤に掛けてみてはいかがでしょうか。

まとめ

プログラミングスクールを選ぶポイントとしては、

  • 子供の自由時間
  • 子供の興味
  • 家庭の経済状況(!?)

以上3点です。お子さんにとって、よりよいスクールが見つかるとよいですね。