ロボット博士育成講座
ヒューマンアカデミージュニア ロボティックプロフェッサーコースは、ロボット博士育成講座と称して、「進化する世の中に対応できる人材」の教育の場として、2014年に誕生しました。
「ロボットを趣味で終わらせたくない。もっと専門的な学びがしたい」という子供達の想いも受けとめながら、より踏み込んだ内容に特化したカリキュラムとなっているようです。
千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)と教材を共同開発したもので、オリジナルな物です。
1年目・2年目・3年目コースに分かれており、季節毎にテーマが変わり、ロボットを動かすための技術を学びます。特に、2年目コースでは、アームロボットを扱うようですよ。
当該講座の特徴
- 本格的なロボット技術を学べる。
- 数学・物理のセンスが身に付く。
- プログラミングを通して、問題解決能力を得る。
どんな人にお勧め?
推奨学年は、小学校6年生~中学生向き。ヒューマンアカデミージュニアロボット教室「アドバンスコース修了生」のステップアップとしてもよさそうです。
メリット・デメリット
当該講座のメリット・デメリットは、何でしょうか。
メリットとしては、次の通りです。
・ヒューマンアカデミー(学習塾)で学習ができる。
・講師がそばにいるので、分からないことがあっても質問できる。
・ロボットに特化した内容を学べる。
デメリットとしては、
・学習塾なので、人によっては受講時間のスケジュール調整が難しいかも。
・月謝が高価。
・教材費が高価。
・講師の関係からか、ロボット教室よりも受講できる教室が少ない(2019年10月現在で200教室以上)。そのため、交通費が必要になるケースも(月2回分)。
・小学生向けの物とは異なり、ロボットに特化した内容なので、学校の勉強を並行してうまくやっていけるか親御さんが心配になるかも。
月謝が高価になるのは、リアル塾の宿命と言えましょう。親御さんが教えることができればよいのですが、それができない場合、分からない時に講師がそばにいるのは、子供たちにとっては安心材料になります。
安心料と言ってもいいでしょう。
教材費(ロボット)が高いのは、今に始まったことではないので、仕方のないことでしょう。こちらは、更にロボットに特化した内容であり、テーマに即した教材が毎年必要になるのと、受講する教室によっては交通費も発生します。
子供の希望や各御家庭の経済状況と相談しつつ、決められるとよいのでは。
ロボットに特化した内容なので、学校の勉強が疎かにならないか親御さんなら心配になるかも知れません。悩ましいですね。